はじめに
前回記事「チャレンジ 挑戦をあきらめない生き方(きづな出版)その①」「チャレンジ 挑戦をあきらめない生き方(きづな出版)その②」に引き続き、「チャレンジ 挑戦をあきらめない生き方」(藤堂修, 2022)で学んだことを紹介していきたいと思います。今回が最終回です。
全体構成
この本の構成は挑戦スキルの1つずつが目次となっています。
- 目標
- 決意
- 行動
- 継続
- 改善
- トラブル
- 飛躍
この記事では「改善」「トラブル」「飛躍」について纏めていきます。
改善
目標達成のため、自分自身の改善が必要となります。改善のため、何をすればよいのか、何を見て改善を把握すれば良いのでしょうか。
本書によるとその答えは、下記となります。
何を見るのか?→数字で測る。
何をすればよいのか?→毎日振り返りの時間を設ける。
また、振り返りには3つの効果が期待されます。
(振り返り時は「今日最大限やり切ったのか」「自分のビジョンに効果的な1日だったか」自問自答する)
①日々の行動をブラッシュアップできる
②目的に沿っているか(ビジョンに向かった行動になっているか)確認でき、挑戦の方向を常に正しくできる
③周囲に感謝することで良いスパイラルに入ることができる
上記の③は少し想像しにくいかと思います。私はストレスマネジメントの観点から以下のように解釈しています。
挑戦には失敗が付き物でストレスが溜まる。ストレスが溜まると心身ともに良くない。何かに感謝するということは、生活における幸せなことに目を向けることができて、ストレスを緩和することができる。なので、何かに感謝することでストレスを適切に管理することが出来て、心身ともに健康な状態で、モチベーションを維持したまま挑戦継続が可能になる。
いかがでしょうか。皆さんの解釈も気になるので、気になる方は是非一度本書を読んでいただきたいです!
トラブル
- 良くない結果に対する責任・原因は自分にあるというオーナーシップを持ちましょう!(ただし、権限内か権限外なのか考えて、権限外のことはまあ仕方ないかくらいに捉えて健全なメンタルを保ちましょう。)
- 壁の先にチャンスがある。まさに、ピンチはチャンスですね。(byケイスケホンダ)
- 自分の前には超えられる壁だけ来ると信じることが大切です。一国家の首相が直面しているレベルの壁が私たちに来ることなんてないのです。そう考えると、壁は乗り越えようと挑み続けられますね。
- 壁は絶対にやってくる。目標達成と壁はセットで考えておきましょう。
トラブルや壁は挑戦には付き物です。壁は乗り越えられるんだというマインドセットと、健全なメンタルを保ち続けることで壁を越えていきましょう!
飛躍
- ビジョンで人を動かしましょう。目的を伝えて行動を促すことで、相手に嫌な気持ちなく動いてもらえる。
- 質問で人を動かしましょう。仕事は人との関りがどうしても必要である以上、ロジックだけではなく感情も大事に考えるべきです。行動に繋がるような質問をすることで、軋轢なく物事を進めていきましょう。
- アンチが生まれたら、その反対意見を楽しみましょう。人間は集団外の他人を叩くように設計されていると考えると多少ストレスなく考えられます。
- もし挑戦中に違和感や不安があっても行動し続けましょう。新しい環境や選択は、未知の環境故に警戒心が生まれて当然です。
- 自分に先行投資や自己投資という形で負荷を掛けましょう。その負荷の大きさだけ成長できます!
以上が飛躍の章で書かれていたことの大切なこと要約でした。私としては自己投資の部分が刺さりましたね。皆さんはどの部分が自分に刺さりましたでしょうか?
おわりに
3記事を使って、藤堂修さんのチャレンジという本を纏めてきました。チャレンジのメリットや意義について書かれた本を探しているときに出会った本でしたが、自分が得たい知識や考え方が詰まっていました。ボリュームも多くなく、1日で読み切れる本なので、是非ご一読することをおススメします!
参考文献
- 「チャレンジ 挑戦をあきらめない生き方」(藤堂修, 2022)
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