はじめに
挑戦を続ける大切なことは何だと思いますか。色々あると思いますが、メンタルが底を尽きないことが大切だと考えています。会社員だったころに受けた転職面接で、この業界で生き残る秘訣は何でしょうかと聞いた時に、HP(体力)・MP(メンタル)がゼロにならないことだよと回答を受けて、それを胸に刻んで働いた結果、忙しい業界でしたが9年弱働くことが出来ました。
話を戻しますと、メンタルをゼロにしない方法として、レジリエンスを高めるというものがあります。レジリエンスを聞いたことある人も多いのではないでしょうか。
さて、この記事ではレジリエンスについて纏めていきます。
レジリエンスとは
- 定義
色んな本で、色んな定義がなされていましたが、共通して言えたこととして、下記3つ定義可能です。- 落ち込みにくい力・・・そもそもメンタルが落ち込みにくくなる
- メンタルの回復力・・・メンタルが落ち込んでも早期に戻れる
- 適応力・・・環境・状況が変わったとしてもそれに受け止めて前向きになれる
- 構成要素
- 世界に対する見方や関わり方・・・楽観的/悲観的
- 社会的資源の利用可能性と質・・・周囲の人に支援してもらうといった人間関係等
- 特定の対処戦略・・・困難に立ち向かうスキル
レジリエンスを高める方法
レジリエンスを高める方法は色々ありますが、私が特に気に入った方法を紹介します。なぜ気に入ったかというと、思考方法さえ知れば、すぐにでも実践できるからです。
その方法とは「権外/権内を区別すること」です。(たったこれだけでいいんです!!!)

具体的に説明していきます。権外/権内という馴染みのない単語が出てきたと思いますが、至ってシンプルです。要するに自分自身で何とかできる権利を持っている範囲を権内、それ以外の自分ではどうしようもない範囲を権外です。例えば、消費税を低くしたい!高くしたい!と願い続けても、どうしようもないですよね。それを権外といい、消費税のことを考え続けても政治家でない限りは時間や労力の無駄消費です。一方で、日課のジムに通うことは、自分自身でどうとでもできるので権内です。もしジムをさぼってしまった場合は、自分に原因があるので原因や改善方法を考える価値があります。
さて、なぜこの区別をつけるだけで、レジリエンスが高まるのでしょうか?
それは、権外の事象をぐずぐず悩み続けてメンタルを消費していくか、コントロール不可だし「仕方ないか!」と吹っ切れるかの差です。(私的にこの仕方ないか!は魔法の言葉なので皆さんも是非ヘビーユーザーになってください!)
権外/権内を区別することだけで、落ち込みにくくなりますし、回復力に大きな差が生じるので、皆さんこれはマストで押さえておきましょう!!今すぐに生活に取り入れてみてください!
おわりに
挑戦中には必ず失敗や上手くいかないことが発生します。そんな時には、これは権外/権内どっちなんだろう?と考えて、権外の事象だった場合は「仕方ないか!」で吹っ切ってください!
権内の場合は、自分の成長の機会と捉えることもレジリエンスとして大切な考え方です👍
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