科学が証明した自分を変える最強戦略③

はじめに

前回に引き続き、自分を変えるには環境を作るべじを述べている「科学が証明した自分を変える最強戦略」について纏めていきます!

本書の構成

Part1,2,3から構成されており、その下に各章が存在しています。なぜ環境が人を形作るのか、どうやって環境を選び作れば良いか述べられています。
また、自分を変えるため、言い換えれば挑戦のためには、2タイプの環境を整えることが大切です。1つがポジティブなストレス環境、2つ目がリカバリー環境です。2つの環境を本書通りに作ることによって、挑戦に最適な状況を設けることが可能となります。
本書では、それぞれの環境をどう作れば良いか、Part2,3で説明する構成となっております。
Part1:人間は「環境」の産物
Part2:意志力に頼るのをやめる(→リカバリー環境の作り方)
Part3:「外的力」で驚異的なブーストを図る(→ポジティブなストレス環境の作り方)

各章の概要・印象に残った事・感想

第5章:目標実現への環境作り

概要

新たに設定した目標実現に向けて、その道から外れないための環境を作り、毎日そこで過ごすことが如何に重要かを本章では説明しています。

印象に残った事

  • 朝をルーティンで固めることを推奨しており、特にオススメは日記を書くこと。毎朝目標を思い出し、それを達成することを信じて、「絶対に達成したい」と思える状態に、5分ほどの朝日記を通して自分を持っていく必要がある。
    • 日記では洞察、計画、目標を書き出す必要がある。
    • 日記は毎日行う必要がある。
  • 将来を具体的に思い描く、計画を立てる、重要な決断を下すといった活動は、自分にとって神聖な環境で行うときに最も効果を発揮する。車の中でも構わない。そこで20分~1時間毎日過ごしてみよう。

コメント

ストレスマネジメントの観点から、日記を寝る前に書く習慣が大切なことは知っていました。
(その日に出来事や感じたことや、周囲への感謝を書く。)
この本に出会えたことによって、下記の観点から朝日記をつければ良いんだなと認識できました。

  • 脳が一番機能する朝に日記を書き、将来の目標・計画について考えることで、ネガティブだったり、誤った発想に至りにくい。
  • 1日のスタートの朝にビジョン・目標を意識することで、1日の過ごし方が全く変わる。
  • ビジョン・目標を毎日意識することで、ビジョンを目指す気持ちを日々固めることができる。

第6章:整理整頓

概要

何かがあることで、他の何かのスペースを奪っているため、不要なものは取り除きましょうと本章では説明しています。

印象に残った事

  • 周囲の物理的スペースは精神状態を忠実に反映したものである
  • 整理整頓とは、何も物だけに限った話ではなく、時間も対象となる
  • ワーキングメモリーは短期記憶のことであり、ずっと脳内に留めておくと負担が増加する。なので、些細なToDo等はデバイスや紙に入れてしまおう
  • 連絡を寝かす意味は本当にない。ワーキングメモリーを奪うことになるため、先送りはやめよう。
  • 仕事部屋から注意力散漫になり得るものを取り除けば、意志力に頼らなくて済む。

コメント

正直なところ、私の自室兼仕事部屋はお世辞にも片付いているとは言えない状況です。。引越を2か月後に控えていると言い訳していますが、半年くらいずっと片付いていません。。
デスクの上も片付いておらず、仕事中に気が散りがちです。精神状態をスッキリさせるため、断捨離を決意しました!!!

友達に連絡したいなと思っていても、「あ、急に連絡したら引くかな?つまんないかな?」と思うことで連絡を寝かしがちなので、脳内のワーキングメモリーを占有する感覚を実感しています。このくらい些細な用事はToDoリストにも入れていないので、さっさと連絡する習慣を身に着けようと思いました!

おわりに

5章・6章では、目標に向けた行動を促す環境作りについて、印象に強く残る記載が多くありました。

この本で学べることが想像以上に多く、なかなか飛ばし読みできていなくて、嬉しい悲鳴ですね。
学んだことは自分の生活で実践してみて、実際に良かったと思えたことは、挑戦の後押しサポートのどこかで皆さんに提供したいと考えています!まずは自分の生活(挑戦)における実践結果が楽しみです!ワクワクです!!

参考文献

  • 「科学が証明した自分を変える最強戦略」(ベンジャミン・ハーディ, 2020)

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