はじめに
挑戦したいけどモヤモヤしている人に対して、挑戦を後押しするためには、挑戦の良いところや継続方法などの「挑戦スキル」を学び、それを伝えていくことが大切と考えています。
いい感じの学びの本が無いか探していたところ、「チャレンジ 挑戦をあきらめない生き方(きづな出版)」を発見したため、それを読んだ上での纏め記事を書いていきます。
著者について
著者である藤堂修さんは、神戸大学を1年留年して5年間で卒業し、NTT西日本に入社後、現在は経営者として美容院・賃貸マンション経営、ベンチャーの立ち上げ支援などでご活躍されています。
(ちなみに私も大学を1留して5年間で卒業しています。一流にかけまして、自分は一留の男だといつも豪語しています。)
全体構成
この本の構成は挑戦スキルの1つずつが目次となっています。
- 目標
- 決意
- 行動
- 継続
- 改善
- トラブル
- 飛躍
この記事では「目標」「決意」について纏めていきます。
目標
まずはじめに、挑戦するにしても、その目的が重要であり、目的を考えるためには、理想の人生を思い描きましょうとご説明されています。これは私も大賛成でして、理想の人生(私はそれがビジョンだと理解しています)を目指すべきゴールに定めることで、挑戦におけるコンパスを持つことが出来ると考えています。
そして、理想の人生という挑戦の目的を言語化できたところで、目標を決めるステップとなります。目標は出来る限り具体的に決めた方が、想像がより具体的にできるため挑戦中におけるエネルギーになります。ただし、実際に行動してみないと、挑戦する物事の詳細を掴めていないため、最初に決めた目標は、挑戦中に定期的に見直して、より具体化していきましょう。
【目標の決め方】
①理想の人生を言語化して挑戦の目的を決める
②目標を具体的に決める
③挑戦開始する
④定期的に目標を具体化すべく見直す
決意
こちらでは、いつまでに何の挑戦をするか決意しましょうという章となります。
「何の挑戦をするか」については、好きなことが望ましいのですが、その先に理想の人生(ビジョン)があるべきと説明されています。八木仁平さんの「やりたいこと探し」プログラムにおいても、本当にやりたい事(好きなこと、得意なこと、大切な価値観が重なるもの)はビジョンを現実化するためのアプローチであるべきと言われており、この本の著者である藤堂さんと同じ考えだなと感じました。
また、「いつまでに」については、目標達成の期日を決めることが、成長速度を決めるため、加えて今の行動を変えるために非常に重要なことです。挑戦自体が刺激的な人生を歩めて楽しいものなのですが、折角なのでドキドキする、挑戦している実感を得られるように、加えて達成できた自分に誇りを持てるような、今の自分がギリギリ難しそうな攻めた期日を設けることを推奨します!!
また、本章では、小さなことでも目標達成によって自信が増していくとの記述があり、イチロー氏の考えである「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」に近しい考えと感じました。
おわりに
今回のまとめはいかがでしたでしょうか。
まだ章としては2/7のまとめしかできていないので、引き続き本を読み進めていきたいと思います!
参考文献
- 「チャレンジ 挑戦をあきらめない生き方」(藤堂修, 2022)
コメント